人を動かすこと 組織に新しい方法を取り入れるには(つづき)

前回からの続き

話し合いは結果的にうまくいかず、全てが拒否ベースで会話が進む.
一度本を読んだ程度で思ったとおりにことが進むとは思っていないが、心が折れる時もある.

誰かの本に書いてあったが、「目的が共有できていない人にあなたの提案を売っても買ってはくれない」.
今の状態は、やりたいことの目的が合意できていないのだから、相手には魅力的な商品に見えないのは当然なんだろう.
まずは目的を合わせる必要があるのだが、ここが難しい(できていれば苦労しない).

一対一ではことが進まない

業務を冗長化するにあたり、何が課題か、制約は何か、どうしてして欲しいか等を話した.
今回は、内容を資料化して見えるようにするところまで.
個人のレベルでは、話が前向きにならないので違う方法を考えなければならない.

自分の立場に置き換えてみると

今回のケースを自分の立場に置き換えてみた.
私にとっても上長のオーダーを「やらない」という選択肢はある.
しかし何かと比較して、このめんどうなオーダーを解決しようとしている.
では何と比較しているかというと、例えば「やらないと評価が下がる、無能だと思われる、自らの責任感から」等だろうか.
「やらない」を選択した時に負うものと「やる」を選択した時に負うものを比較して、どちらが損をしないかを無意識に選択していると思っている.
相手に取っても同じような状態が作れれば可能性はあると思うが、その状態は私一人では作れない.

まとめ

駄文にも関わらず読んでいただきありがとうございます.
もう少し悩んでみようと思います.